ライブラリーをインポートしたときに、「FutureWarning」が表示されることがあります。
警告を放置しておくときは、「FutureWarning」を非表示にしてみると、画面がスッキリします。
「FutureWarning」とは
「tensorflow」のライブラリを読み込んだ例です。
これは、使用している「numpy」のバージョンが新しいため、対応したバージョンを使うように警告がでています。
ただ、動作に問題はないので、特段の対応をする必要はありません。
また、Pythonなどのバーションアップに伴い、「廃止が決定している関数」や、「記述方法の変更」などでも、警告がでることがあります。
このように、「FutureWarning」は、「将来的には起こる問題」をお知らせ(Warning)してくれています。
もちろん、「Warning」に対応することが望ましいですが、無視しても問題がないので、「Warning」を非表示にしてしまい、画面をスッキリさせることもできます。
warnings.simplefilter(‘ignore’, FutureWarning)
import warnings
warnings.simplefilter('ignore', FutureWarning)
Pythonの標準ライブラリ「warnings」を読み込んでいます。
「simplefilter」メソッドの第1引数に「’ignore’」を設定すると、第2引数の設定に一致した警告を出力しなくなります。
第2引数を設定しないと、すべての警告が出力されません。
第2引数に「FutureWarning」を設定すると、「非推奨の機能に関する警告」が出力されなくなります。
その他のパラメータは、公式サイトをご覧ください。
Pythonの公式サイト
「FutureWarning」の使い方
警告が出力されるライブラリーより前に、「FutureWarning」を設定します。
import warnings
warnings.simplefilter('ignore', FutureWarning)
import tensorflow as tf
これで、「FutureWarning」が非表示になります。
警告がないと、画面がスッキリします。
まとめ
- 不要な警告は「非表示」にして、画面をスッキリさせましょう