配列の使い方です。
配列は、情報をしまっておくマス目をした箱のことです。
numpyを使うと、配列を使って計算することができます。
配列はデータ処理の基本ですが、作り方が複数あるため、慣れないうちは混乱してします。
まずは、3種類の方法があることを覚えておきましょう。
配列を作る方法
- list
- numpy
- pandas
実際に使ってみましょう。
3種類の方法で配列を作ることができました。
どれも[1, 2, 3]を記録できていますので、次は計算をしてみましょう。
配列の計算をする
配列に記録した[1, 2, 3]に2を乗算してみます。
配列の要素が2倍の値になるでしょうか。
ここまでのまとめ
- 3種類の方法で、配列を作ることができた
- 配列の作り方によって、計算での使い方が違うことがわかった
- numpyとpandasは、配列の要素をまとめて計算することができた
本題: numpyで計算する
ここからは、numpyを使って計算をしていきます。
四則演算をします。
上手く計算できています。
計算結果は記録されませんので、配列arrayは生成したときのままです。
計算結果を記録したいときは、計算結果を配列にいれます。
まとめ
- numpyで配列を作ることができた
- numpyで配列を使って、四則演算ができた
補足:numpyの実力がわかるのは、この先です
numpyでは、配列の要素をまとめて計算できましたが、この仕組みをブロードキャストといいます。
実行速度が速いことや、少ないコードで記述できるメリットがあります。
機械学習などでnumpyの配列を使うときは、今回の1次元だけではなく、2次元以上は配列を使います。
2次元でモノクロ画像、3次元でカラー画像。